モートン病
2022年07月4日
本日、人生で2例目となるモートン病の患者が来院されました。
症状は左足第四趾と第五趾の間の神経痛です。
歩行時に足を蹴る動作の時にビリっと走るとの事。
実はこの症状は約20年前に私が診た症状であり、当時は全く知識もなく、
局所に鍼灸の施術を施しただけでした。当然、全く改善できませんでした。
当時の私は雇われ院長で、知識も経験も浅い治せない私に、その患者さんが嫌味のように受付に『これ院長に見せておいて』とモートン病と書いた切り抜きの紙を置いて行かれたそうです。
その紙を見た私は当時、全くモートン病に対しての知識が無く、本当に恥ずかしい思いをしました。忘れたくても忘れられない出来事です。
今回のこの患者さんは予約時に電話で『モートン病』との事でしたので、『今の私の知識と経験レベルなら何とかなるのでは?』と思い、予約を受けました。
この患者さんは数年前に僕が腰痛を一回で治し、私の腕に関しては信頼して頂いてますので、やりやすかったです。
症状はもちろん良くなりました。